公共のタイムレコーダー?『anyplace』とは
公共のタイムレコーダー?『anyplace』とは
キャップクラウド株式会社が特許を取得した
「働く場所の選択を拡げる」ための打刻ロケーションシステム『anyplace』。
今回は製品のプロモーション担当より、
『anyplace』のビジョンをお届けします。
◆『anyplace』のビジョン
<その1> 〜企業の社員の働き方〜
多くの企業の現状を考えてみてください。
現在、日本の多くの企業は本社や営業所を仕事の場として定めています。
なぜならそれ以外の場所では「出退勤の管理」ができないという現状があるからです。
本社にタイムレコーダーが設置されており、本社でのみ打刻可能な状態は、
「働く場所が制限されてしまっている状態」と言えます。
自宅近くのカフェやコワーキングスペースで働きたいと思っている社員がいても、
機器の管理や価格の面から、本社にあるタイムレコーダーを他の場所にも設置することはほぼ不可能です。
一方で、企業の管理者は社員の勤怠を管理する必要があります。
そこで私達は、カフェやコワーキングスペースに勤怠管理できる打刻機器があれば
働く場所の自由度が上がるのではないかと考えました。
さまざまな場所に設置できる、まさに「公共のタイムレコーダー」を作ろうと考えたのです。
『anyplace』はこういった考えのもと開発された打刻ロケーションシステムです。
Beacon端末から発信されるBluetoothの電波をスマートフォンアプリでキャッチして、
打刻アクションした時間と場所の情報をクラウド上に記録します。
Beacon端末は小型で安価なため、カフェやコワーキングスペース等さまざまな場所に手軽に設置することができます。
設置された端末は、『anyplace』を利用する不特定多数の企業の社員がシェアできる打刻機器になります。
『anyplace』が設置されている場所が増えれば増えるほど、「働く場所の選択肢」が増えるのです。
<その2> 〜さらに拡がるシェアリングエコノミーの世界〜
『anyplace』のBeacon端末は、端末ごとに公開設定をすることができます。
公開設定をすることで、あらゆる『anyplace』利用者が、端末から発信される「場所の情報」を受信できるようになります。
一方で、『anyplace』を利用して勤務管理をしている一般企業側では、
公共のスペースに設置されたBeacon端末の中から勤務許可する地点を設定することができます。
例えば、A社ではすべてのBeacon端末がある場所で勤務OK。
B社ではコワーキングスペースとカフェは勤務OKで、カラオケはNG、など。
企業が勤務許可する地点を設定することにより、
公共のスペースが企業に認可されたテレワークの場として活用できるようになるのです。
公共のスペースと企業が相互に『anyplace』を活用することで、
スペースの稼働率のUP、新規顧客の流入、企業のテレワーク推進に繋がり
「働く場所のシェアリングエコノミー」が実現されるのです。
◆『anyplace』活用方法
『anyplace』はBeacon端末を設置し、スマートフォンと連携することで
「場所」と「時間」の情報を記録することができる打刻ロケーションシステムです。
★利用方法は3ステップ★
①「働く場所」にBeacon端末を設置する
②スマートフォンを利用して場所と時間を記録する
③管理画面で記録した情報を管理する
クラウド上に記録された「場所」と「時間」の情報は
スペースの入退室管理や従業員の勤務管理に活用することができます。
『anyplace』には、それぞれのニーズに合わせた2つのタイプがあります。
▼詳しい機能はこちら
スペースの入退室管理に活用可能なタイプ anyplace「滞在管理」
https://anyplace.jp/space/function/
従業員の勤務管理に活用可能なタイプ anyplace「在席管理」
https://anyplace.jp/location/function/
今回は『anyplace』のビジョンをお届けしました。
『anyplace』は「働き方の多様化」に対応するための手段のひとつです。
公共のスペースの価値を向上し、企業のテレワーク推進に役立てるような取り組みを行います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!